ディックの「顧客信用情報」流出について
2007年2月22日付けの毎日新聞によりますと、米シティグループ傘下でディックのブランド名で消費者金融事業を全国展開するCFJが、信用情報機関のジャパンデータバンク(JDB)から得た顧客の信用情報を第三者に流出させていたことが22日分かったとありました。
JDBはCFJを一時利用停止処分とましたが、CFJは顧客への説明や処分の公表をしていなかったようです。
金融庁は貸金業規制法の報告命令も視野にCFJに詳しい事情を聴く方針のようです。
関係者によると、CFJは06年中ごろ、保有する貸し出し債権を東京都の貸金業者「クリバース」に売却した際、JDBとの契約で他社への譲渡が禁じられている顧客の借り入れや返済状況などを記載した信用情報を一緒に譲渡したと報じています。
後で違反に気づいて信用情報を譲渡先から回収したが、顧客には説明しなかった模様です。